🔰 はじめに:含み益が出たけど「いつ売るか」悩んでいませんか?
株式投資をしていると、誰もが一度は悩むのが「いつ利確すべきか?」という問題。
特に、含み益が20%以上になったとき、「このまま持ち続けるべきか? それとも一部売って利益を確定すべきか?」迷うことはありませんか?
私自身も過去に何度も悩みましたが、いまでは「利確した利益を再投資して配当収入を積み上げる」というルールを導入したことで、判断が格段にラクになりました。
本記事では、私が実践している「利確+再投資ルール」と、それを使って月5万円の配当を目指す戦略を詳しくご紹介します。
🎯 目標:配当金で毎月5万円(年間60万円)を得る
まず大前提として、私の投資方針は「配当金で生活の一部をまかなえる状態をつくる」ことです。
✔️ どれくらいの元本が必要か?
配当利回り3.5%の銘柄で月5万円(年60万円)を得るには…
- 必要な投資元本:約1,714万円
一気にこの金額を用意するのは難しいですが、今ある資金+含み益を活用した再投資を繰り返すことで、現実的に目指せるラインになります。
🔁 含み益を使って配当を増やす「利確+再投資ルール」
私が実践しているのは、一定の含み益が出た銘柄の一部を売却(利確)し、その資金で高配当株に再投資するというシンプルな戦略です。
✅ 利確+再投資のマイルール
含み益の水準 | 利確割合 | 再投資方針 |
---|---|---|
+20%到達時 | 株数の5% | 配当利回り3.5%以上の銘柄に再投資 |
+30%到達時 | 追加で5~10% | 元銘柄が低配当なら乗り換えも検討 |
+50%超え時 | 状況次第で10~30% | 業績や地合いに応じて利確強化 |
このルールのポイントは、「売るべきタイミングと量を事前に決めておく」こと。感情に左右されずに、利益を“使えるお金”に変えていけます。
📘 このルールのメリットとデメリット
🟢 メリット
- ✅ 含み益を活かして毎年の配当収入を増やせる
- ✅ 利確による精神的安定(株価下落の恐怖を減らせる)
- ✅ 利益を再投資することで元本が加速的に増える
🔴 デメリット
- ⚠️ 売った後にさらに株価が上がる可能性がある
- ⚠️ 再投資先選びを間違えると配当効率が悪化
- ⚠️ 売買手数料や税金の管理が必要
ですが、ルール化しておけば冷静な判断が可能になり、感情に左右される投資の失敗を減らせます。
📈 再投資が配当をどう増やすか?シミュレーションしてみた
たとえば、初期資金500万円を配当利回り3.5%の銘柄に投資し、毎年の配当をすべて再投資した場合のシミュレーションがこちらです:
年 | 年間配当額 | 月間配当額 | 投資元本(累積) |
---|---|---|---|
2025 | 175,000円 | 14,583円 | 5,175,000円 |
2030 | 207,845円 | 17,320円 | 6,146,277円 |
2035 | 246,855円 | 20,571円 | 7,299,849円 |
※ここに「利確した資金の再投資」も加えれば、さらに早く月5万円を目指せます。
🧭 利確+再投資戦略を成功させるコツ
- ✅ 含み益が出たら売却候補としてメモしておく
- ✅ 高配当銘柄のリストを常に更新しておく
- ✅ 年間の配当目標を管理し、「進捗」を見える化する
- ✅ 再投資は少額でもすぐ実行がカギ(機会損失防止)
✍️ まとめ:含み益は「使ってこそ」意味がある
含み益をただ眺めているだけでは、生活を変えることはできません。
- 利確によって得た利益を
- 配当を生む資産に変え、
- 毎年のキャッシュフローを育てる
この流れを繰り返していくことが、資産形成を加速させる再投資の本質です。
💬 あなたも「利確→配当」のルール、始めてみませんか?
投資判断に迷ったときは、自分で決めた「ルール」が支えになります。
このブログが、あなたの資産形成の一助になれば幸いです。
📌 筆者プロフィール
30代で株式投資をスタート。
高配当&割安株を中心に、堅実な長期投資スタイルを実践中。
本ブログでは「派手さはないけれど、着実に成長する企業」を中心に紹介しながら、
地元・青森に関するグルメや観光情報も発信しています。
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